アニメーション効果でロゴやタイトル文字を目立たせるためには、アニメGIFなどの画像を使うことも多いのですが、それではどうしても容量を食ってしまいます。
そんな時、JAVAスクリプトを利用すれば、コンパクトな容量でフェードイン(現れる)/フェードアウト(消える)などの特殊効果を表現することが出来ます。今回は便利なJAVAスクリプトを紹介いたしましょう。
※今回スクリプトはIE対応です。

→
 
まずは、以下のスクリプトを、HTMLの<head>〜</head>内に貼り付けます。
<script language="JavaScript">
<!--
count=0;
Num=1;
Time=100;
function FadeIn(str){
c=str.charAt(count++);
for(i=0;i<Num;i++){
document.all["Fade"+i].style.color="#"+c+c+c+c+c+c;
}
if(count<str.length){
setTimeout("FadeIn('"+str+"')",100);
}
}
//-->
</script>

次に、<body>タグ内を<BODY onload="FadeIn('fedcba9876543210')" >と変更 すると、JAVAスクリプトの準備は終了になります。
後は、フェードインさせたい文字を、<span id="Fade0">文字列</span>と設定します。これで、文字がじんわりとフェードインして現れます。


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複数の場所で、それぞれの文字列をフェードインさせるには、上記JAVAスクリ プト3行目、「Num=1;」の数字部分を、文字列の数に合わせます。例えば、3ヶ所の文字列で設定する場合は、以下のようになります。
<span id="Fade0">文字列1つ目</span>
<span id="Fade1">文字列2つ目</span>
<span id="Fade2">文字列3つ目</span>
文字列の数に合わせて、「Num=3;」と数値も一致するように注意しましょう。


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上記で解説したスクリプトでは、白色から黒色へと、フェードインします。
し かし、背景色が黒い場合、目立たなくなってしまうので、色を変更した方が効果的ですね。前項で、解説した<body>タグ内に埋め込んだ部分を以下のように変更させます。
<BODY onload="FadeIn('fedcba9876543210')" >
  
<BODY onload="FadeIn('0123456789abcdef')" >
改造することによって、色の変化が反転するので、黒い背景色では、白い文字 がじんわりと現れるようになります。


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今度はJAVAスクリプトにフェードアウトの機能を組み込みます。
これで、フェードイン・フェードアウトを繰り返す文字列が誕生します。以下のスクリプトを、HTMLの<head>〜</head>内に貼り付けます。
<SCRIPT language="JavaScript">
<!--
count=0;
Num=1;
Time=100;
function FadeIn(str){
c=str.charAt(count++);
for(i=0;i<Num;i++){
document.all["Fade"+i].style.color="#"+c+c+c+c+c+c;
} if(count<str.length){
setTimeout("FadeIn('"+str+"')",Time);
}else
if((count>str.length)||(count==str.length)){
count=0;
setTimeout("FadeOut('0123456789abcdef')",Time);
}
}
function FadeOut(str){
c=str.charAt(count++);
for(i=0;i<Num;i++){
document.all["Fade"+i].style.color="#"+c+c+c+c+c+c;
}
if(count<str.length){
setTimeout("FadeOut('"+str+"')",Time);
}else
if((count<str.length)||(count==str.length)){
count=0;
setTimeout("FadeIn('fedcba9876543210')",Time);
}
}
//-->
</SCRIPT>

設置が完了したら、前項と同じ要領で<body>タグ内や、文字列の設定を行ってください。
見事、文字列が、じんわりと点滅し始めるはずです。


このように、JAVAスクリプトを利用することで、いろいろな特殊効果を発揮させることができます。
みなさんのサイトでも、デザインのアクセントに利用してみてはどうでしょうか。機会があれば、このような視覚効果抜群のスクリプトをさらにご紹介したいと思います。

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